リフレッシュ・再び

こんにちは。Alexです。

産休があけて、いよいよ職場復帰の時期を迎えました・・・・・が、復帰しないことにしました。

産休の間、ふと考えていたのです。会社が成り立っていない。会社の業績が好転する気配すら見えず、その一方でシンガポール人の経営者は無理な拡大を繰り返し、会社が大きな音を立てて、崩壊していく。「母体がお金持ちの会社だから、何かの時には助けてもらえる」というバックアップあるにせよ、だからといって、お金を垂れ流していいわけじゃない。(と、従業員の身分ながら、Alexは心配になる)。

 

「余計なことを考えず、上司に言われたことだけやっていればいい」と、資材使用量予測を作成した時に、直属上司に言われた。

「でも、毎月の売上予算がバラ色すぎて・・・・実際の売上は、あなたが立てた予算の半分しかありません。むしろ、実績に基づいて、来年の予測を立てたほうが現実的だと思います」

「Alexの余計な判断を含めず、いいから予算通りにやれ」と言われ、まぁ、そこまで言われたら、私の権限の範囲を超えているから、「ボスが言われたとおりに計算しましたよ」という、バラ色な仕事をせざるを得ない。逆に、必要な資材を、なぜかギリギリの数量しか発注せず、「物がない」とハチの巣を叩いたような大騒ぎになるのだ。

・・・何かにつけて、見込みが甘い。いつも突発事項や不要な作業で振り回されて、ヘトヘトだ。最近、現場から離れたことで、ふと、つきものが落ちた気分になった。ここには将来が見えない。あなたのも、みんなのも、そして、私のも。 ボスと私も、分かり合えることがないだろう。Alexが2年前に、「この人だ」とピンときた社長は、結果として、話が上手な人であり、一緒に頑張りたいと思えるガッツや夢がある経営者ではなかった。自称「戦略家」という彼のプランは、聞いていると納得できるものの、現実の結果に結びついたものは、ひとつもなかった。Alexがそれを見透かしていることも、社長は気づいている。ここしばらく、私の顔を見るのも苦しそう(嫌そう)だった。

 

今の会社を辞めることにした。

 

alex_22_001転職することに苦がなくなった。いずれにせよ、会社がつぶれたら仕事を失うわけだから、飛び移るなら、早いほうが良い。仕事でも、友達でも、家族でも・・・・・・・愛されていない場所にいても自分は輝けない。駐在員みたいに、上司が転勤で代わる可能性すらないし。もうアラフォーだから、労働人生の先も見えているので、「経験だから」と糠に釘を打ちながら、時間を無駄にしては過ごせない。

仲良しの欧米系友人と食事をしながら、Alexの転職が話題にのぼり、M氏(Alexの旦那)が何気ないく私のことをこう補足説明した。

「彼女は、誰かのためには働けない。彼女は、自分のために働いているから、本当は自分で仕事をするのが向いているんだ。」

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M氏・・・・・そう。そうなのよ。

何をしようかな?で、何年もモジモジと迷っているだけで。

 

 

シンガポールに来て7度目の8月を迎えた。

 

alex_22_003今まで、シンガポールに慣れるには十分な時間を使い、友達も増えた。仕事もできることが増え、多民族な同僚にも慣れてきた。「ローカル化」して、洋服も靴もダウングレードし、どんどんユルイ南国暮らしに見合う自分になってきた。
だけど・・・・・私は、「自分で格好いいと思える自分」になりたい、と思ったので、小さなものから自分を変えることにした。

 

まずは、身だしなみ。

東南アジアスタンダードを抜ける。
「きちんと感」「清潔感」があって、少なくとも、パリッとしたビジネスウーマンに見えるもを選んで身に着ける。靴は、必ずヒールを履く。

歩き方。

すっと背筋を伸ばして、膝も伸ばして歩く。
「背筋を丸く、短か目のスカート+ペタンコ靴+がに股」の女性が多いシンガポールでは、振り返るような格好いい人が、ほとんどいない。歩き方を変えるだけで、ずいぶん格好いいはずだ。

持ち物。

ゆでガエル・・・を時間したのが、自分の持ち物だった(-“-)

後回しにしていたことを、一歩進める。

自分のビジネスを始める第一歩として、法人登録をしておく。
やろう、やろうと思いながら、なんとなく踏み切れなかったけど、何事も結局は「やる?やらない?」のどちらかひとつ。登録しただけで、自分の何かが突然変わるわけじゃない。食べていけるあてができるまでは、売れない芸人のように、バイトもしないといけない。
ちょうど、ヘッドハンティングが入り、面接も合格したので、とりあえず生活は送れる。最初から「貯金のために、ここで働くのは2年くらい」と決めて、自営の準備として、バイト的に自分で仕事を請け負うことにした。

 

それにしても、何かを始める時は、とても清々しい気分。

 

さて、ここから、どんな生活が展開していくのか・・・・・。
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それでは皆様、また来月お目にかかりましょう。

 

ブログ執筆者執筆者:Alex

旧『シンガポール日記』を執筆。仕事運だけは悪かったシンガポール生活も5年目。30代後半で「食」への関心が高い自分にようやく気づき、我に返ってシンガポール系の食産業に就職。5年目の本気(たぶん)。ピンとくる人を探し続け数年。今の社長に「あ、この人だ」と感じたことが、今までの職場と違うところ。ここで芽を出すつもりで邁進中。
これがなければ生きていけないもの:米、醤油、旦那、チリ(順不同)

 

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