妊婦生活 inシンガポール

こんにちは。Alexです。

妊娠している意識がないまま、仕事に終われているうちに、4ヶ月目を迎えてしまいました。

「マタニティライフを楽しんでね」という言葉すらピンとこないのですが、仕事をしすぎる自分の生活を見直す良いチャンスだと思うので、今回は妊娠にまつわる日常的なことを書いてみようと思います。

 

◆PB(プライベートブランド)が嫌いな私

学生のころからPBが嫌いな私。 xx共同組合的なスーパーは、行くのも嫌である。母親に「あんたはなんでxx組合を目のカタキにするの!?」と言われるのです。友人宅で食事をした時、「あっ、すみません。このドレッシングはxxのPBなんです」と謝られてしまったくらい、AlexのPB嫌いは身内では有名。
理由は、ある企業が苦労して開発した新商品を、あとから真似して安く作るズルイところ、そのうえおいしくないとか「うちのPB商品だから安全・安心・そして安い」みたいなアピールをする会社の姿勢がイヤなんです。Alexは質(おいしさ)と開発会社の努力に敬意を表してNBを購入する派。 日本でも、オーストラリアに住んでいた時も、シンガポールでも、やっぱり一環して「PBはずるくて嫌い」なAlex。

そんなAlexが、「もしや妊娠?」と思った時のエピソード。きっかけは、最近熱っぽいな~ と思っていたら、突然、タバコがまずくて吸えなくなったこと。
昨年友人が「もういらないから」とくれた、ドラッグストアのPB商品「妊娠検査薬」でチェックしたものの、陰性。  フレームのふちに赤い線が見える気がするけど、ネットで見る限り「検査薬で陽性がでなければ、病院も検査してくれない。(=そのくらい、検査薬の信用性が高い)」という。
そうか。信用して「妊娠ではなく、単なる体調不良」と片付けることにした。

ところが、やっぱりタバコが死ぬほどまずくて吸えないまま。
急に野菜じみた食べ物が食べたくて、やたらと家で食事がしたくなった。

急に野菜じみた食べ物が食べたくて、やたらと家で食事がしたくなった。

急に野菜じみた食べ物が食べたくて、やたらと家で食事がしたくなった。

おなかもずっと痛いし、まともな健康診断も7年くらいしてないし(日本の会社のように、会社が健康診断を手配してくれないので、お金もかかるし、ずっと行っていなかった)、さすがに年だし、いよいよ婦人科系の病気かもしれない・・・・・・・。痛みが出てくると、もう手遅れっても聞くし・・・・。
覚悟して、病院の婦人科に予約を入れた。

でも、虫の知らせか・・・・念のため日系の薬局でメーカーのNB検査薬を購入し、もう一回調べてみたら、即時に妊娠陽性反応がでた。

 

そうなんだ・・・・

 

驚いて、何をしたらいいのかよくわからなかったので、「とりあえずお祝いをしなくては」と、フラリ近くのすし屋に入り、一人でお寿司を食べながら、考える。

 

・・・だからPBは嫌いなんだよな~
ケースと検査結果が出る位置がズレていたに違いない。

 

 

◆初めての産婦人科

高齢&初産ということもあり、ダンナの強い勧めで私立病院に行くことになりました。5スターホテルならぬ、5スターホスピタルとも言われているこの病院は、確かに快適度が高くて、違和感がない。公営病院よりは高いだろうけど、払えないわけでもないし、無用な不安から解放されて過ごせるなら、それが一番ラクかな?と思い、ここに決定。

シンガポールの病院患者さんの人種も色々で、隣の小児科でもバラエティにあふれる顔をした子供が多くて、「みんな違ってみんないい」感じがほっとします。

ドクターも淡々と、迷いがない雰囲気の人で、清潔感も高く、きちんとした印象。「心から寄り添う」という温かい感じとはちょっと違うけれど、シンガポール的な仕事ができる人っぽい。 迷いがなくて、落ち着いている印象が安心なので、これもいいかな?と思えた。

ドクターの初回のコメントは
医「今は6週目だね。体重はこれから17kgくらい増えるから」
A「じ・・・・じぅななキロ・・・・ですか・・・・?」
医「そう。妊娠中は、ダイエットとかあんまり考えないでね。日本人の食事は健康的だから大丈夫だろうけど、生の魚は食べないでね。 じゃ、2週間後に来て」

・・・・・・妊娠検査薬で陽性が出た時に、たっぷりお寿司を食べてしまったことは、さすがに言えなかった。
それにしても、17kgは、多すぎやしないかい? いや、むしろそれを聞いて、シンガポールの妊婦が巨大な理由に、妙に納得してしまった。 とりあえず、妊婦さんが苦しむらしい体重管理も、この国だとわりとユルイらしい。助かった。

 

◆消えた8週目

6週目と診断された、さらに2週間後の検診。
ドクターは、また淡々とおっしゃる。

医「はい、9週目だね。予定日はxxxですよ。ダウン症の兆候なども、今回調べておきましょう」

・・・・・・せんせぇ・・・6週+2週=8週目では?

と思ったけど、ツッコむ相手ではないので、言葉を飲み込む。とりあえず、予定日はこれで確定らしい。ワタシャ素人なので、言われるままに従うのみ。
ぼんやりと思うのは、年もとっているし無痛分娩にしておこうかと。(あの痛みがわかってこそ。。。とかおっしゃる方もいると思うのですが、体への負担も少なく回復も早いと聞いているので、できるだけラクな方法を選ぶ私)

 

◆小冊子

役所から配布された小冊子結婚の届出をする時も、お役所から冊子を頂きましたが、妊娠でも、やはり小冊子が配布されました。これからの体の変化、胎児がいつどのくらい育つか、お勧めの食べ物、男性がお父さんとしてどう協力するべきか・・・・などが記載された約100ページのきれいな冊子です。

「男性は、妊娠中の女性の精神的な不安を取り除いてあげましょう」などと書いてあり、シンガポールの政府は何くれとなく国民の生活をサポートし、ガイドするんだなぁ・・・・と思って眺めておりました。

役所から配布された小冊子おなかがすいた時につまむもの・・・として紹介されていたのが、シリアル、果物、とうもろこし、サンドウィッチ、果物のジュースなど。

まるで、洋風のカフェのような素敵ページですが、さすがに、「いや~、ローカルの人たちは、こういう食べ物をあんまり食べていないのでは??」と思ってしまった。こういうところは、おしゃれでなくても良いので、「本当にみんなが普段食べているものを載せて、地に足がついた冊子にしては?」と感じた次第。

 

◆言い伝え

私はダンナ(M氏)の家族とは別居なので、日常生活も特に介入もなく、仕事以外のストレスからは解放されております。
が。さすが、というか、やはり、と言うべきか。 同僚たち(特に中華系のシンガポールの人たち)は、やれ「妊娠中はこれをしてはいかん、あれはダメだ」と、あらゆる言い伝えがあるらしい。
物を拾うのにしゃがんだら、「そのポーズはダメ」
白髪が目立つから染め直さないと、と思ったら「妊娠中は髪を染めてはいけない」
これを食え、あれは食うな。あれはOK、これはダメ・・・・まぁ、何から何まで、同僚ですら、とにかく聞き始めたら大変なことになる。中華系の人と結婚した日本人は「さすがに『もうやめてくれ』と言った」とか「子供の名前(漢字)も、親戚が反対してつけたい名前をつけさせてもらえなかった」、とかあれこれ大変らしい。 さもありなん。 というか、ルールの多さと言い方の問題な気もするけど。

Alexが幸運なのは、ダンナ(M氏)もママも、大らかなこと。 あまり細かくいいません。
M氏と一緒にスーパーに行ったとき、パイナップルを買おうとしたら、「え?」と言う。彼に言わせると、若いカップルが期待しない妊娠をしたかも?という時に、大量にパイナップルを食べて妊娠を避けるのだとか。
M「だから、パイナップルはやめておいたほうがいいと思うよ」
A「へ~そうなの? じゃあ、スイカにしておこうかな」
M 「タブン ダイジョブ」
E「じゃあ、あとで一緒に食べよう」

とか。

アイロンがけ、床の掃除、モップがけ、高いところから物を取るのは禁止令が出た。これらの家事は、彼が全部やってくれるらしい。それは私にとって大変都合がいい申し出なので、「ありがとう」。

M氏のママは6人子供を産んでいるせいか、超余裕。今のところ、Alexの妊娠が発覚してから言われたアドバイスは「若くないから、大事にしてね」。 それだけ。 自分の親も離れているので、たまにメールやスカイプで近況報告をしたりして、「気をつけて」とか言われる程度で(その言葉の裏には海より深い想いや言いたいことがあるに違いありませんが)、家族や親戚問題から全く解放されている私は、超ラクです。 ありがたや・・・・・。

とはいえ、今日から1週間、うちの両親はシンガポールにやってきます。父いわく、「出産時期は母を1ヶ月派遣する」そうで、その下見も兼ねての滞在です。本当にありがたいです。

 

◆家

子供を産んでも仕事を続けないと生きていけないので、どこかに預けるか、メイドさんを雇うか、という選択に迫られます。女性が働き続けられる仕組が充実しているのが、シンガポールの良いところ。これも、不要な無理をしないようにしよう、と思っているので、たぶんメイドかな~??と思っています。
・・・となると、今の家にはもう1部屋必要。
引越しでお金をかけるなら、家も買っておいたほうがいいかな?と、突然連鎖的に色々な課題が発生します。
まぁ、いつかは買わなきゃいけなかったんだろうし、どうせ住むなら、最初からある程度ちゃんとしたところを買っておこう。。。。 いつか日本に移住したいM氏なので、「あと何年シンガポールにいるかねぇ?」と言いつつ、とりあえず当面の家は確保しておこうかと。
シンガポールで公団を買う場合は、何年か待たないといけないものの「子供が産まれる」という(私たちのような)非常事態の人は、優先的に購入させていただけるらしい・・・・という噂。

 

◆最後に

そんなわけで、まだマタニティーの実感もありませんが、でも、これをきっかけに生活は自動的に方向転換が必要になるわけで、出産までの過程で、今まで見えなかったことが、もっと見えてくるのだと思います。私はまだ、ビジネスウーマンの流れから抜け切れていないので、これから何ヶ月かかけて、ゆっくり、妊婦らしくなっていこうと思います。

人は妊娠すると、表情がやわらかくなると言います。近況写真を・・・・と思ったら、ハロウィーンの写真しかありませんでした・・・。

・・・・・・・もうちょっと、柔らかくて愛にあふれて幸せそうな写真を用意しておこう・・・と心に誓った本日なのでした。

それでは皆様、また来月お会いいたしましょう(^^)

 

ブログ執筆者執筆者:Alex

旧『シンガポール日記』を執筆。仕事運だけは悪かったシンガポール生活も5年目。30代後半で「食」への関心が高い自分にようやく気づき、我に返ってシンガポール系の食産業に就職。5年目の本気(たぶん)。ピンとくる人を探し続け数年。今の社長に「あ、この人だ」と感じたことが、今までの職場と違うところ。ここで芽を出すつもりで邁進中。
これがなければ生きていけないもの:米、醤油、旦那、チリ(順不同)

 

シリーズ : No Rice No Life (ノーライス・ノーライフ) 記事一覧へ

 


カテゴリー: No Rice No Life (ノーライス・ノーライフ) パーマリンク

妊婦生活 inシンガポール への2件のフィードバック

  1. Hiro のコメント:

    Alexさん、遅くなりましたが、おめでとうございます。お体は本当に大切にしてください。
    僕も一応妻帯者なので、Alexさんの記事を読む楽しみが、2倍になりました。

    シンガにきて半年以上経ち、Alexさんの書いている記事の意味がもう一歩進んだところで分かるようにになってきたと思っております。
    今この国は転換期に入ったと思います。他国の力をうまく受け入れて融合し急速に発展してきたこの国ですが、果たして今後はどうなるのか・・・。

  2. Alex のコメント:

    Hiroさん

    コメントありがとうございます。
    メッセージをいただき、数ヶ月経過して気がつきました。
    お返事が遅くなり、大変失礼いたしました。

    おっしゃるとおり、転換期に入ったシンガポールで、
    Hiroさんのお力がこの国の殻を内側から押し出していくキッカケになるかもしれませんね。
    Alexも社会の底辺で、「いつか良いことがあるといいな」と、夢を見ながら、毎日できることを頑張って過ごします。

    同じ空の下で、頑張っていらっしゃる方がいらっしゃると、
    励みになります。
    それぞれに、前に進みましょう(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です