「なんのこれしき」再出発のごあいさつ

2009年2月よりドラゴンのホームページで「なんのこれしき」をはじめました。ビジネスマンの応援になればと思い、Alexの「シンガポール日記」を毎週金曜日にお届けした次第です。

当初は「海外で活躍する日本人女性のビジネス・サクセス・ストーリーのライブ版」を狙ったわけですが、世の中そうはうまく行きません。有能で誰からも愛されるAlexはほんとうに粉骨砕身頑張ったんですが、巡り合わせが悪く3社連続退社(2回自主退社、1回解雇)という厳しい試練に直面しました。

ところがその人生のどん底で素晴らしい伴侶と巡り会い、幸せの絶頂に上り詰めるというジェットコースターのような展開で、当初想定していたゴールは違いましたが、とりあえずはハッピーエンドで終了しました(ご興味のある方はバックナンバーをお読みください)。


 

さてそこで「なんのこれしき」を今後どう展開するか考えました。

 

そのとき2009年5月にNHKスペシャルで放映された「35歳を救え」という番組が記憶にありました。「10年前の35歳と比べていまの35歳は年収が200万円も低い」というデータからはじまり、現在の35歳が直面している厳しい現実を浮き彫りにしています。

同番組で行った1万人アンケートの結果によれば「このまま働いていけば将来生活が良くなると思うか」という問いに対して「良くなると思う」と答えた人は、わずか15%。正社員の69%が「収入はもう伸びない」、42%が「1年前と比べ給料減った」、そして、56%が「貯蓄取り崩した」と回答しました。

出典:http://www.nhk.or.jp/asupro/koyou/koyou_01.html

 

大変な状況であり、何とかしなければと思いますが、少なくとも35歳のオトナを「救う」のでは「救われない」と思います。雇用環境があり、教育問題があり、子育て支援など社会システムの未整備があるにしても、キャリアの問題は最終的に自己責任を免れません。厳しい環境に直面しているからといって縮こまっている場合じゃありません。厳しさを直視することも、それを改善することも必要ですが、素晴らしい活躍をしている、あるいはそれに挑戦している人が大勢居ることを肌で感じることも大切です。

そこで、世界にはより広い選択肢があること、その選択の先にある現実、ビジネスの成否を分かつものは何か、これらの「今」を、加工せず「生」でお届けすれば、何かヒントも得られ元気も湧くのではないだろうかと考えました。

 

幸い、世界で活躍する若き日本人の畏友にお願いしましたところご快諾いただけましたので、毎週金曜日、4人の持ち回りで(第5金曜日のある月だけ私も「ト書き」でお邪魔して)それぞれの「今」を現地から「生」でお届けしたいと思います。

以下、ご協力いただける執筆陣の自己紹介をもって私が担当します「なんこれのト書き」第1回にかえさせていただきます。

 

◆第1金曜日  (10月7日より)

ブログタイトル:From Hong Kong to Globe

ブログ執筆者執筆者:Masa

米国留学中に米国人と現地留学生の持つ開放的な感覚を目の当たりにした後、帰国した日本で閉そく感をひしひしと感じる。その後、香港に赴任して日本の存在が多方面で受け入れられていることに驚き、自信を回復。国際都市として成長した香港に住む香港人と日本人を含む外国人から学べることがあるはずと日々学習中。

英文のビジネス記事を読む」を執筆中

 

◆第2金曜日  (10月14日より)

ブログタイトル: No Rice No Life (ノーライス・ノーライフ)

ブログ執筆者執筆者:Alex

旧『シンガポール日記』を執筆。仕事運だけは悪かったシンガポール生活も5年目。30代後半で「食」への関心が高い自分にようやく気づき、我に返ってシンガポール系の食産業に就職。5年目の本気(たぶん)。ピンとくる人を探し続け数年。今の社長に「あ、この人だ」と感じたことが、今までの職場と違うところ。ここで芽を出すつもりで邁進中。

これがなければ生きていけないもの:米、醤油、旦那、チリ(順不同)

 

◆第3金曜日  (10月21日より)

ブログタイトル:Let tomorrow take care of itself ! (明日は明日の風が吹く!)

ブログ執筆者執筆者:Asoo

北海道にて技術屋稼業もはや15年。鉄道システムエンジニアとして、もう少しで一人前と認められるかな?というところで、数々の壁にぶち当たり、試行錯誤を繰り返し五里霧中の日々を送る。仕事では、” Think globally, Act locally ! ” を信条としながらも、時には北海道のゆったりした空気に身を任せて「明日は明日の風が吹く」と自然体を大切にする。この「ゆるさ」が醸し出す雰囲気が、どうも私の特徴のようだ。結構切羽詰まっていながら、このように日々のほほんと過ごしている私の、鼻歌みたいな独り言をお送りします。

 

◆第4金曜日  (10月28日より)

ブログタイトル:千の丘から

ブログ執筆者執筆者:山中敦之

阪神大震災の際に情報通信技術が災害復興に役立つ経験をして以来、モンゴルを始め世界中色々なところで情報通信技術を国や社会の開発に役立てる活動を行う。2010年初頭よりアフリカのルワンダで情報通信技術の政策アドバイザーをしています。

アフリカは過去に何回か短期出張で来ましたが、長期滞在は千の丘の国であるルワンダが初めてです。自分より日本人ぽいルワンダ人に時に戸惑いつつも、情報通信技術を使った社会・経済発展を進めるべく奮闘中。ルワンダだけでなく近隣国を含め、日本からはまだ遠いアフリカのことを少しでもご紹介できたら良いかと思っております。

 

◆第5金曜日  (9月30日より)

ブログタイトル:なんこれのト書き

堀口卓志執筆者:堀口 卓志

(株)ドラゴン・ラボラトリーズ代表。
なんのこれしき仕掛人。

明日、誕生日を迎えます。思えば馬齢を重ねてきました。こんな言い方をすれば馬に失礼なぐらいほんとうに何もしてこなかったと思います。しかしながら、まだ現役です。過去形で語って済ますわけにはいきません。

人材育成、能力開発を生業として30年が過ぎました。世界の碩学泰斗が築きあげた理論や先達の開発した手法を引き継ぎ、ポンコツになるまで使い回したあげく、自らは何も開発せず、こんなものはもう使えないぞと批判してきました。

厳しい競争社会に突入した今、能力開発は一層重要性を増しています。そして産業界でこれほど進化が遅れた分野もありません。これで国際競争に勝ち抜ける人材を育成できるでしょうか。課題は途方もなく大きく、浅学菲才の私に残された時間は僅かです。

コンクルージョン:若い者に任せよう!彼らの活躍を紹介し応援し、さらに活躍の舞台を作り輪を広げます。私は舞台の設営と掃除を引き受けますので、若き執筆者の皆さんひとつよろしく。

2011年9月30日 グランドプリンスホテル新高輪にて。

 

 

◆編集担当

雨宮伊織 株式会社ビーチュー代表。
原稿の編集から掲載まで、裏方としてバックアップします。

 

はちゃめちゃな女傑 Alexも再登場でいよいよ筋書きのないドラマが展開しそうです。コメントご質問もどうぞお気軽に。


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「なんのこれしき」再出発のごあいさつ への1件のフィードバック

  1. 堀口 卓志 のコメント:

    なんのこれくえ首謀者の堀口です。どうぞお気軽にコメント下さい。

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