お金がない

こんにちは。Alexです。

突然ですが、今世紀最大に(最少に・・・というべき?)家計が苦しくなり、お金がありません。

それでは皆様、また来月お会いいたしましょう。

・・・・なんちゃって。
私のレギュラーな読者様以外には、全く面白くない冗談で、すみません。

実は最近、今までの私の微々たる貯金は、人の支援で、ビューっと消えてしまいました。だまされたわけじゃないんです。本当は「返ってこないだろうな」、と、心のどこかで思っていたから別にいいんだけど、今月、来月は家計を回すために、大変なことになっております。

 

そういえば昔、不倫の末に二児の母となり、以降その男性とも別れて養育費ももらえず、女手一つで子育てしている知人が言っていました。

「貯金、5000円しかない」

当時、日本で独身貴族だったAlexは、ショックのあまりに「大丈夫なの!?( ゚Д゚) 少しだけど、子供たちと何か食べて」と、帰り際に少しお金を置いてきたことが・・・・そんな昔話を思い出すくらい、キャッシュがない。その上、ルームメイトが引っ越すこととなり、次のテナントも探さないと、毎月約24万円の家賃を一人で払うのは、とっても大変。「これでもか、まだ来るか」とお金の問題が降りかかってくる。

そんな状況で、我ながら驚いていることが一つあります。それは、今回、全然精神的に煮詰まっていないこと。びっくりするくらいに、視界クリア。

生活が苦しくても平穏でいられるポイントは、状況が一時的なものだと判断できるから生活が苦しくても平穏でいられるポイントは、状況が一時的なものだと判断できるから。および、シンガポール的な思考パターンで、「お金がない」という問題を、他の要素と関連させないこと。例えば、お金がなくてイライラして、旦那に八つ当たり・・・・を避ける。つまり「今、私たち、お金がなくて困っているけれど、夫婦は仲がいいし、子供はかわいいし、大好きな友達に囲まれているし、幸せ。お金だけなんとかすれば、問題ないと思う。」と、課題を分けて考えられるようになった。これはシンガポールでの仕事を通して学んだ。

というわけで、私の暮らしぶりは、さらにシンプル化。例えば、週末は外出を控え、団地のプールで遊んでいるうちに、1歳4か月のクン・リュー(幼児)は、自力で泳ぐ快挙を達成する「瓢箪から駒」。ついでに、私は団地内の子供たちの人気者に君臨しつつあります。「おばちゃん、おばちゃん、あのね・・・」と、次から次へと話しかけられ、遊具で遊ぶ子供は「おばちゃん、見て!」と、それぞれの芸を披露してくれる。子供たちは、英語、ドイツ語、フランス語、中国語・・・・自分たちが話したい言葉で話しかけてくる。「ふーん、すごいね~」と日本語で答えると、それでもニュアンスをキャッチして、満足するらしい。ついでに、彼らの保護者やメイドさんたちとも仲良くなるので、Alexのご近所づきあいも、さらに快適に。

乗り越えられないほどの不運なんて、たぶん私には降ってこない。どんなに大変な瞬間も、生きているからこそ味わえる幸せなのかもしれない。私は2008年リーマンショックの時に、紙一枚である日突然クビになったことがある。そのときは絶望的な無力感で、自分を再起動するまで時間がかかった。当時、私をクビにしたボスが、先月心臓発作で亡くなったらしい、と聞こえてきた。葬儀も終わってしまったし、今でも苦い思いは覚えているけれど、それでも亡くなられたのは残念でならない。だから、今の厳しい現実の片隅で、誰かが私に囁く。「乗り越えられないほどの不運なんて、たぶん私には降ってこない。」

 

今回の対策は以下の通り。

1.    食べるものは心配なし
飲食業に努めていると、サンプル品をいただくことがあるので、食べるものにはあんまり困らない。以前、「鳥インフルエンザへの対策」を全世界バージョンで作成した経験もあり、約2週間分の食料品を備蓄する習慣もある。贅沢しなければ、約1か月、食いつなぐことは可能。

2.    不用品の現金化
長く暮らすと、友達が増えてきて、「電圧が違う国に引っ越すから、使えない」「これは高かったから、Alexに貰ってもらえると嬉しい」と、半ば強制的にいただいた電化製品、家具、本などが結構増えてくる。もともと「いつか使うかな~?」と思って断らないせいなのですが、結局一度も使わなかったり、実は他の人がくれたので2個ある家電などが結構ある。友人の善意に基づく「仕入値ゼロの利益率100%」」という夢のような商売(?)で、チビチビ30ドル、50ドル、と販売していくと、来週の生鮮食料品を買うくらいの現金は集まる。その上、部屋もきれいになって、大変気持ちが良い。

3.    テナント探し
家賃は1か月約24万円。近々空室になる一室は、早く貸し出さなければ、手元の現金が楽にならない。テナントがタイムリーに見つからなければ、値段を極端に下げて、リスクを最小限にする作戦に切り替える。でも、一緒に暮らす・・・という意味では、お金だけにこだわる人だと、後々面倒なことになるので、無駄に低価格に訴えず、ちょっと余裕をもって付き合える人を、慎重に選びたい。

そんなこんなで、お金がない割に、心穏やかに過ごしている最近のAlexなのでした。

それでは皆様、また来月お会いいたしましょう。

 

ブログ執筆者執筆者:Alex

旧『シンガポール日記』を執筆。仕事運だけは悪かったシンガポール生活も5年目。30代後半で「食」への関心が高い自分にようやく気づき、我に返ってシンガポール系の食産業に就職。5年目の本気(たぶん)。ピンとくる人を探し続け数年。今の社長に「あ、この人だ」と感じたことが、今までの職場と違うところ。ここで芽を出すつもりで邁進中。
これがなければ生きていけないもの:米、醤油、旦那、チリ(順不同)

 

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