シンガポールの食生活

こんにちは。Alexです。

食を楽しみ、「食」をライフワークとするAlex。好物は、白い飯。そんなAlexの、最近ぽっかりと心に穴があいた気分です。

それは、「食の好みが似ている」貴重な友達が、帰国してしまったから。結婚を意識する年齢になり、「だって、出会いがないし」と思うのと同様、食の好みが似ている友人って、なかなか出会えないものです。彼女はリサーチも充分だったので、私がいつも教わっていました。一緒にお食事をしていても、「おおむね感性が似ているけど、目の付け所がちょっと違うから勉強になる」っていう具合もちょうどよかったのです。

たとえば、Alexが出産で入院していた数日。数十人がベビーグッズを抱えてお祝い&お見舞いに来てくださいましたが、彼女は、とある店の麻婆茄子弁当を抱えてやってきました。無味乾燥な病院食に飽きてきたような・・・・という、私の絶妙なタイミングにストライク。さらにアイブロー(まゆ墨)つき。「出産しても、眉毛を描くのを(オンナを)忘れちゃダメ」的な、苦笑いメッセージは、Alexの事前期待を超えるエクセレントサービス。

というわけで、素敵な食事を楽しめるお友達がいなくなってしまったので、今回は、全然素敵じゃない食生活にAlexの気ままなコメントを添えてご紹介しようと思います。

昔は好きになれなかったもので、最近食べるようになったものの一つは、ベトナム料理。

最近食べるようになったものの一つは、ベトナム料理苦手だった理由は、スープがお湯っぽく、フォー(米粉麺)が味気なく、柔らかすぎるから。
最近改めて食べてみると、今まで食べたものはスープにコクがなかっただけだった様子。麺は、自分で作る時は少し固めに茹でれば、のどごしも残り、つるっといけます。

生春巻は、日本の手巻寿司パーティーのノリで、みんなでワイワイしながらなんでも包んで食べます。レタスなどの他に、ミントの葉やバジル、キュウリ、もやし、ニラ、細く切った人参などの野菜を好きに巻いて、茹でたエビや豚肉を入れて、楽しくいただきます。でも、自宅で「野菜が余っているから」と、野菜だけの生春巻きを作ったら、全然食が進みませんでした。錦糸卵でも良いので、生春巻きにタンパク質は必須です(^^;

 

最近食べるようになったものの一つは、ベトナム料理冷たい米麺に、豚焼肉を載せた一品は、暑い夏にお勧め。自宅で作る時は、サラダを敷いて、麺を少な目、もやし多めにして、「ベトナム風サラダ麺」にします。食べる直前にライムやレモンをギュッと絞ります。 日本で焼き魚にカボスを絞る感覚と似ているかもしれません。

偶然写真は素敵に撮れましたが、このランチは、ローカルのとっても汚い店で食べているため、1杯350円程度。生春巻き1個60円程度。合計400円程度。

 
あと、最近はスープを好んで食べます。

最近食べるようになったものの一つは、ベトナム料理具はレンコンと豚肉です。小さな乾いたイカとか、出汁系もたくさん入っております。
シンガポールに来たばかりの頃は、香りとスープの中から出てくる生々しい肉の塊の姿、灰汁をとっていなさそうなスープの色に完敗で、どうしても手が出ませんでした。最近は、油ものが嫌だな、とか、根菜が食べたいな、という時にサッと食べられるので、高頻度で食べています。

先日、シンガポールのセレブリティシェフがお店を出したというので、行ってみました。キッチンもガラス張りで、最近流行のオープン系キッチンですが、バイト君(作業になれていない人たち)が食材を触っている様子を見せられても、気分は下がるなぁ。
サービススタッフを見ても、ただ運んでいるだけ。
午後2時過ぎで、2席しか埋まっていないにもかかわらず、通路にある2人席に案内される。すぐに出るから、大きな席を使ってもいいですか?と聞いたら、重要そうなミーティングをしている人たちの隣の席に通される。自分も居心地が悪いので、その隣の席を選んで座る。

 

最近食べるようになったものの一つは、ベトナム料理店の雰囲気から、まったく期待ができないので、一番安い軽食でランチを済ませることにする。

エスカルゴ
ガーリックトースト

良いところ>生クリームは美味しかった。
驚いたこと>ガーリックトーストを頼んだら、秒速で出てきた。(つまり、冷たくて固いのが出てきた)

寒々しいお店の雰囲気と、お食事がイマイチだと、2度と行かないだろうな~

このセレブリティシェフが、私がいるお店にやってきて、「この店は、スタッフが自分の持ち場を超えて助け合って働いていて、すごい」と同席者に語っていたらしい。そういっていただけると、Alexもスタッフが誇らしい。まだまだ至らないところだらけですが、スタッフも、「自分たちはもっとやれる」という気持ちになったようだ。そういう意味で、このシェフには感謝している。

 

シンガポールの食生活写真どりについても、Alexは気になることがある。

シンガポールでは、写真と現物が違っても、あまり文句は言われないレベルです。「写真はイメージだけ」と認識されており、スタッフも、メニュー写真と同じ商品を出そうとする意識が極めて低い。

そういうわけで、写真撮影の際には、カメラマンやフードコーディネーターが、表現したいものを誇張して、現実とは違う写真を撮り、キッチンスタッフは、「写真は写真、俺たちは俺たち」というマインドセットなわけですが。

先日、ファミレス的レストランの写真を見て、「このシイタケとジャガイモ、生だよ・・・・この盛り付けをしたフードコーディネーターもびっくりだけど、この写真にOKを出した、会社のマーケティングの人たちには度肝を抜かれた。結構な大手の会社なのになぁ・・・・「ああ、シンガポールもやっぱりアジアだったんだな」と思わされた作品でした。 この写真、この会社の人たちは気に入っているようで、シンガポールのあちこちに、大きく掲示されています。

飲食店での一つの成功のキーワードは、「写真と同じものが出てくる店」だと思います。

まぁ、そのくらい、シンガポール全体の「写真と現物、ちがうじゃん!」が常態化している・・・ってことですけれど。

今月は、そんな生活目線のシンガポールの日常食のご紹介なのでした。

それでは皆様、また来月お会いいたしましょう。

 

ブログ執筆者執筆者:Alex

旧『シンガポール日記』を執筆。仕事運だけは悪かったシンガポール生活も5年目。30代後半で「食」への関心が高い自分にようやく気づき、我に返ってシンガポール系の食産業に就職。5年目の本気(たぶん)。ピンとくる人を探し続け数年。今の社長に「あ、この人だ」と感じたことが、今までの職場と違うところ。ここで芽を出すつもりで邁進中。
これがなければ生きていけないもの:米、醤油、旦那、チリ(順不同)

 

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