第27回 ルワンダに戻りました

ルワンダでの新規プロジェクトがスタートした事、そして他の事項で身の周りがバタバタしており、大変申し訳なく思っておりましたが、このブログへの掲載文をいつものペースで更新する事が出来ませんでした。早くやらなくてはとの思いと、締め切りを過ぎてしまった罪悪感との中で、ズルズルと遅れてしまいました。一番良くないパターンで、反省しております。大変申し訳ありませんでした。

ルワンダの方はようやく新しいプロジェクトが1月終わりに始まりました。 英語で “return to action,”と良く言うのですが、それこそようやく戻ってきたという気持ちで一杯です。

前回と違い、今回からは四半期に1回、約一か月滞在というペースでルワンダの仕事を行っていく予定です。前回まで行っていた、一回につき3か月ルワンダ滞在というペースに比べると、何を行うにしても時間の制約がある事になります。このためルワンダで行わなければならない活動が非常に詰まったものになっています。 またルワンダに行っていない時期にも、毎週大学院で教える事や、ルワンダ・アフリカ関連情報のお問い合わせやルワンダの状況を把握していなくてはならないので、アイドル状態からのペースを作るのが難しく感じています。

今回約一年ぶりに長期の滞在を行ったのですが、発展の速度には改めて驚かされました。
前回までの滞在までは遅々として進んでいなかったコンベンション施設が、急ピッチで建設されていたり(ありがちな話ですが、中国の建設会社が入った後にペースが速くなったようです)、韓国のNGOがアジアスタイルのパン屋さんを開いたり、ソニーの代理店ができたりしています。アフリカの経済も、この所の先進国や中国などの経済状況(特に資源にたよった経済においては、この部分が大きく影響をしてきます)による影響を受けてはいますが、それでもその発展スピードは大きく伸びています。その為、頭の中ではわかっていてはいるのですが、それでも新しい建物が色々できている事や新しいお店をみつけては、いつも驚かされます。

知らないうちにSONYの正規代理店がルワンダに出来ていました。

知らないうちにSONYの正規代理店がルワンダに出来ていました。

3年前ルワンダに赴任した当時に比べ、アフリカの可能性について興味を持つ方が増えてきているように感じられます。このブログや、他のアフリカ関連の記事を読んだ方を初め、日本の企業の方からのルワンダ、アフリカに関してのお問い合わせも増えています。今回のルワンダ滞在中にも、日本からアフリカでDTP(デスクトップ・パブリッシングや印刷)ビジネスをしたいという方がルワンダを訪問されたり、ルワンダでインターネット・サービス・プロバイダーを始めるという方が来られたりと、日本との動きも活発になって生きています。

韓国のNGOがルワンダで開いているアジアスタイルのベーカリー。今回帰ルして一番驚かされた店です。NGOとはいえ、アフリカでアジア系のパン屋さんを開くのはかなりチャレンジャーだとお思いました。

韓国のNGOがルワンダで開いているアジアスタイルのベーカリー。今回帰ルして一番驚かされた店です。NGOとはいえ、アフリカでアジア系のパン屋さんを開くのはかなりチャレンジャーだとお思いました。

非常にありがたいことに、在日本ルワンダ大使館、在ルワンダ日本大使以下日本大使館の方々、JICAルワンダ事務所、管轄されているJETROオフィス(ルワンダはケニヤの在外事務所が担当なさっておられます)の方々などが、日本の企業のルワンダ(アフリカ)進出を推し進めてくださっています。これからアフリカでの事業を考えられている方は、これらの機関を是非活用していただきたいと思います。

アフリカだけではないのですが、発展途上国との事業を行うという、パイオニア的な日本企業を支援してくださる色々な公的な支援もあります。この間日本に帰国した際にも、その内の一つが行っている情報説明会に参加することが出来ました。次回はその説明会の話を含めた、発展途上国ビジネス支援についてお話したいと思います。

 

 

ブログ執筆者執筆者:山中敦之

阪神大震災の際に情報通信技術が災害復興に役立つ経験をして以来、モンゴルを始め世界中色々なところで情報通信技術を国や社会の開発に役立てる活動を行う。2010年初頭よりアフリカのルワンダで情報通信技術の政策アドバイザーをしています。

アフリカは過去に何回か短期出張で来ましたが、長期滞在は千の丘の国であるルワンダが初めてです。自分より日本人ぽいルワンダ人に時に戸惑いつつも、情報通信技術を使った社会・経済発展を進めるべく奮闘中。ルワンダだけでなく近隣国を含め、日本からはまだ遠いアフリカのことを少しでもご紹介できたら良いかと思っております。

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