珍しい経験

こんにちは。Alexです。

最近は、3つほど、いつもと違う経験をしました。

1.    赤子の入院
2.    資格試験で講習受講
3.    刑務所で採用活動

何回かの小ネタにわけて、ご紹介していこうと思います。でも、途中でもっと書きたいことが出てきたら、そのネタはお蔵入りになると思いますが、気まぐれAlexのことですので、ご容赦くださいませ。

1.    赤子の入院

実は2か月ほど、体調を崩していたクン・リュー(乳児)

痰がうまく吐き出せず、体の中に詰まった音がゴロゴロとする。くしゃみとともに、膨大な緑の鼻水が出てくる。繰り返し高熱が出るようになり、さらにその頻度が高まってきた。

「おかしい」と、何度か病院に連れて行ったのですが、「赤ちゃんに投与できる薬は限られているから、経過を見て」と言われ、赤子用の解熱剤、鼻水の薬などを処方され、結局のところ、何もせずに放っておかれた感じである。

ところが、2か月たっても、赤子の体調は日増しに悪くなっている。とうとう最後は高熱(39度以上)となり、咳き込みすぎて息ができずに顔が真っ赤になっている。さすがに新人ママの私にだって、「酸素が回ってない。こりゃヤバい」とわかるわい。というわけで、夜中にタクシーで公立の救急小児科病院へ連れていく。

管を入れて痰を吸引し、検査のために採血したあと、フィリピン人のドクターは、「応急処置はしたし、薬も出しておくから、しばらく様子を見て・・・・」と、そのまま私たちを帰宅させようとする。彼は目の前のパソコンで、今までほかの公立病院で診断したベイビーの治療履歴も見ているようですが、結局、「今回は、いつもと違うよ、さすがにヤバいんだよ」という危機意識は、ドクターにはなさそうだった。「パソコンで情報共有」という仕組みが発達しても、最後の判断の勘どころ(その場での適切な判断力)は、やはり、個人のセンスだよな、と私は思うわけです。

そこでドクターには「この子の症状は、2か月続いていて、ますます悪くなっています。以前も、今回と同じ処置をしていただきましたが、状況を観察しても症状は悪くなるばかり。今回は、ベビーが完全に回復するまで、入院しても構わないので、きちんと治療をしてください」と、お願いをしました。

ドクターは、この申し出にちょっとびっくりしながらも「確かに、この症状なら入院させる条件は揃っているけれど・・・・」とおっしゃって、「3日間の入院」という診断をされなすた。(結局、3日では治らず、1週間入院しましたが)。 そんな流れで、日も変わって月曜日の早朝から、そのまま5人部屋の小児科病棟で、クン・リューとAlexの生活が始まったわけで。病院の集中的かつ適切な治療のおかげさまで、クン・リューは4日目から回復しはじめ、私の誕生日を過ぎた頃に、おかげさまで、元気に退院したのでした。

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せっかくなので、シンガポールの病院体験で気づいたことをメモしておこうと思います。

まず、深夜の救急外来(小児科)の付き添い人。

ほとんどは、両親が付き添っています大人2名。時には、おじいちゃんやおばあちゃんまでついてくる人もいる。日曜の深夜(実際はもう月曜)で、今日は仕事があるのに、夫婦二人で来ていることに、私は軽くびっくりした。 なんとなく、「月曜からのご主人の仕事に迷惑をかけないようにお母さんだけ」、とか、「片親が出張でいないし、実家の親は遠くに住んでいるから、付き添い1人だけ」、という患者がいてもいいような気がしたのです。まして、おじいちゃんやおばあちゃんまで深夜に救急病院にきているご家族もいて、診療スペースで、疲れきったおじいちゃんたちが座っていたりして、ご老体にはきついでしょうし、他の急を要する患者さんにも迷惑そうだな~、と感じた。

とはいえ、逆に、ポツンと一人で赤子をかかえている私のほうが、「かわいそうな外人」と映っていたのかもしれません。

 

私立病院と公立病院の違い。

alex_24_002公立病院も、なかなかきれいだし、業務の流れもスムーズ。ショッピングゾーンなどは、かなり充実しています。病室の壁紙や床などの素材はシンプルだけど、正直、私立と公立で、治療の質の上下はないような気がします。

けれど、大きな違いは、客層。公立病院にいると、周りにいる人たちの雰囲気(身だしなみや行儀など)で「あ~あ・・・」と気分が下がってしまう人もいることは否めない。でも、費用は現実的で妥当だし、私たちに支払える限度もここのレベルなので、感謝すべきことであり、文句は言えないのですが。

まぁ、心の中で、「将来は自分が居心地が良いと思える場所に行けるように、生活力をアップしよう」と思ったのでした。

次に、スタッフの質が少し違う気がします。「私立病院だと、こんなに態度が悪い(愛想がない)看護婦さんはいないよなぁ」という人も、ちらほら見受けられる。層が厚い。もちろん、話してみると、愛想がないスタッフさんもいい人なのですが、対応がぶっきらぼうだったり、所作がだらしない人が、私立病院よりもやや多く見られる。たとえば、事務室の場所を聞くと、「あっち」と、目をコンピュータ画面から動かさず、手だけ遠くを指すだけ・・・とか。まぁ、こんな応対は、シンガポールではあちこちで見られますけれども。オーチャードエリアのショッピングモールの案内カウンターですら、そんな感じですしね(^^;

 

個室と相部屋の違い

今回は、節約して5ベッドの部屋を予約しました。(正直、どのレベルの部屋までを保険でカバーしてもらえるのか忘れていたので、安全を取って、普通レベルの部屋を選んだ)。 私とM氏(ダンナ)は交代で仕事を休みましたが、基本的に日中は彼が面倒を見て、私は病院に帰宅し病院から出勤する・・・という日々でした。 病室の共用シャワーを浴び・固い折り畳みベッドで寝起きをして、夜は何度も投薬のために起こされる・・・という日々。(ほとんど眠っていなかったので、倒れるほど疲れました)

ちなみに、出産時にM氏が眠った私立病院の付添人ベッドレンタルは1日60ドル。(約4500円) ベッドの幅が広いのですが、マットレスが真ん中で折れているので、背中の真ん中が痛くて、つらかったらしい。

今回の公立病院の仮設ベッドは一日4ドル。(約300円) 幅が狭かったけれどクッションは寝やすかったです。1日4ドルで、安いから文句も出ません。むしろ「寝やすいかも」とポジティブに捉えています。

 

他人の生活を垣間見る

5人部屋でカーテンの仕切りなので、同じ部屋の人たちの声は聞こえます。

平日の昼間は、フィリピン人のメイドさんが付き添っている日が多く、次第にメイドさん同士で盛り上がって超うるさくなったので、看護婦さんにお願いして、静かにしてもらったこともありました。

あと、家族の付き添いも、私はなくて良いタイプ(子供も休まらないし、自分も寝ていないし仕事&付き添いでくたびれているので、休ませてほしい)。親戚が来ても、大勢でベットの周りにいて、4時間くらいダラダラと滞在されるのが、私にはしんどい。

ところが、シンガポールでは、やっぱり人が集まるほうが嬉しい人もいるらしい。カーテンの向こうで、ご主人が奥様に「お前が悪いから、お前の家の家族は誰も病院に見舞いに来ないじゃないか」と、口論になっている。おくさんは、サメザメと泣いていらっしゃる。

むむむ・・・・ 私だったら、来客がないほうが、ありがたいんだけどなぁ・・・旦那さんの心理、全くわからんなぁ・・・思いながら、カーテンのこちら側で、息をひそめて聞いていたのでした。

ママがお仕事に行って、パパが付き添っている子供もいた。3歳くらいで、結構大きい。(そして、かなりワガママだ)。「僕はこれじゃイヤダー!マミー!」と、朝の5時から絶叫する感じでお母さんを呼んでいる。パパも相当疲れていたらしく、カーテンの向こうから、「フゥーッ、フーッ」と、怒りに満ち溢れて、クールダウンしようと頑張っているため息が、何回も聞こえてくる。「かわいそう。お父さん、頑張って~」と、ゆらゆらしたカーテンのこちら側から、支援の気持ちを送ってみる。

 

食堂。

公立病院内の食堂(フードコート)は、充実していました。規模が大きい病院なので、選べるくらいローカルフードが充実しているし、価格も一般的でした。(病院内だからと、異常に高い・・・ということがなかった)。 さすが、公立病院ってすごいな~、これだったら、値段を心配しないで、ちゃんと適切な処置をしに病院に通えるなぁ・・・・と実感。特に、野菜不足になりがちなローカルフードですが、なんと!サラダ専門のお店があって、丼いっぱいにサラダが食べられたことは新鮮な体験でした。

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そんなこんなで、ちょっとくたびれてしまったこの10日間程度。おかげさまで2㎏痩せまして、産後20㎏ダウンを実現いたしました。

私のダイエット計画は、産後30㎏減(頓挫中)ですので、あと10㎏頑張らなくてはなりません。とりあえず、ユニクロのLサイズが「ちょっと緩くなってきたかも?」と感じられる程度になりました。

取り急ぎ、私はもう少し眠って、きちんと休まなければなりません。

相変わらず、とりとめもなくてすみませんが、そろそろ寝ようと思います。

それでは皆様、また来月お目にかかりましょう。

ブログ執筆者執筆者:Alex

旧『シンガポール日記』を執筆。仕事運だけは悪かったシンガポール生活も5年目。30代後半で「食」への関心が高い自分にようやく気づき、我に返ってシンガポール系の食産業に就職。5年目の本気(たぶん)。ピンとくる人を探し続け数年。今の社長に「あ、この人だ」と感じたことが、今までの職場と違うところ。ここで芽を出すつもりで邁進中。
これがなければ生きていけないもの:米、醤油、旦那、チリ(順不同)

 

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